テレビには、「地上波」と「衛星放送（BS・CS）」さらにCATV（ケーブルテレビ）があります。日本のテレビ普及率は100％ですので、地上波テレビで行うCMは絶対的に影響力の大きい媒体と言えるでしょう。

テレビCMには２種類あり、提供した番組内で放映されるもの（タイム提供）と、番組と番組の間での放映されるもの（スポットCM）があります。
視聴率や時間帯、また買付時期などで料金は変動します。また「タイム提供」は最低でも１クール（３ヶ月）からの契約となり、「スポットCM」は短期間での利用が可能です。
広告目的やターゲットに合わせて、テレビCMの手法を考慮する必要があります。

テレビ広告のメリットとは

①圧倒的な影響力で、短期間に多くの人々に認知ができます！

②社会的信用度が高い為、信頼性を高める効果が期待できます！

③番組内容により効果的なターゲットのセグメントがしやすい！

テレビCMは、年齢や性別にかかわらず幅広い層に見てもらうことができます。
放送する時間帯を生活パターンに合わせることで、ターゲットを細分化することもできます。また短期大量露出は、新商品の発売やキャンペーンなどに適しています。

テレビＣＭを展開するための費用

制作費用
テレビCMの制作費用は、３０万程度から数百万円まで幅が広いのが特徴です。
静止画を使用したスライドショーのようなCMであれば制作費用はかなり抑えられますが、やはり動画のCMよりも訴求力は劣ってしまいます。
例えば、社員の方や経営者にご出演頂いたりすることで、親近感を感じてもらえるCMにすることも可能です。

費用項目
絵コンテ制作
出演者のキャスティング
ナレーション
コピーライティング
サウンドロゴ制作
イラスト、CG制作
スタジオ使用料
撮影スタッフ(カメラマン・アシスタント・照明・音声・メイクなど）
映像の編集
プリント作成（テープ）

放送料
制作したCMの放送費用です。放送エリア、時期、番組、時間帯、視聴率、出稿量などにより費用が変化するため、その都度テレビ局に見積もりを行います。日々発表される視聴率によっても変動するため、テレビ局にとっての視聴率は経営に直結する最重要事項といえます。
ごく稀に、提供のキャンセルなどがあった場合に「空き枠」として特価となるケースもありますが、概ね既存の広告主に提示されることが多いようです。